2010年12月18日
人類初のたばこ受難者:ロドリゴ・デ・ヘレス
新大陸発見の旅に出かけたコロンブス一行が、

西インド諸島のサン・サルバドル島に上陸したのは1492年。
当時、すでにたばこの栽培を行っていた先住民たちは、
一行を出迎え、「香り高い乾いた葉っぱ(=たばこの葉)」を
貢ぎ物として贈った。

価値が分からなかったコロンブスは、
それを捨ててしまったそうだ。
1カ月間、キューバ内陸を探検していた
ロドリゴ・デ・ヘレスとルイス・デ・トーレスが
小さな付け木を利用して煙を吸う村人たちに
出くわした。この付け木がトバゴまたはトバカと呼ばれていた。

ヘレスはアメリカ大陸以外で初めて
たばこを吸った人物であると考えられる。
辛い航海の旅を癒してくれたであろうたばこに
魅了されたヘレスが、たばこをスペインに持ち帰った。
彼こそがたばこを世界に知らしめた英雄である。
さて、故郷のアヤモンテに戻ると、
スペインでは宗教裁判の真っ只中。
ヘレスが 村人の前で自慢げに一服すると、
口から煙を吐くのを見た村人が
「今回の航海で悪魔が乗り移ったに違いない」
と思い、教会に報告した。

聖なる審問者たちは彼を「悪魔の仲間」と判断し、
投獄してしまった。
7年を獄中で過ごしたが、釈放された頃には、
スペインでは喫煙が習慣となっていたようだ。
踏んだり蹴ったりのヘレス君。恐らく彼こそが、
人類初のたばこによる被害者だったのではないだろうか。
人類初のたばこ受難者の誕生日をご存知の方は
「けむり屋沖縄」までご一報いただきたい。
記念日として盛大に祝おうと思う。

西インド諸島のサン・サルバドル島に上陸したのは1492年。
当時、すでにたばこの栽培を行っていた先住民たちは、
一行を出迎え、「香り高い乾いた葉っぱ(=たばこの葉)」を
貢ぎ物として贈った。

価値が分からなかったコロンブスは、
それを捨ててしまったそうだ。
1カ月間、キューバ内陸を探検していた
ロドリゴ・デ・ヘレスとルイス・デ・トーレスが
小さな付け木を利用して煙を吸う村人たちに
出くわした。この付け木がトバゴまたはトバカと呼ばれていた。

ヘレスはアメリカ大陸以外で初めて
たばこを吸った人物であると考えられる。
辛い航海の旅を癒してくれたであろうたばこに
魅了されたヘレスが、たばこをスペインに持ち帰った。
彼こそがたばこを世界に知らしめた英雄である。
さて、故郷のアヤモンテに戻ると、
スペインでは宗教裁判の真っ只中。
ヘレスが 村人の前で自慢げに一服すると、
口から煙を吐くのを見た村人が
「今回の航海で悪魔が乗り移ったに違いない」
と思い、教会に報告した。

聖なる審問者たちは彼を「悪魔の仲間」と判断し、
投獄してしまった。
7年を獄中で過ごしたが、釈放された頃には、
スペインでは喫煙が習慣となっていたようだ。
踏んだり蹴ったりのヘレス君。恐らく彼こそが、
人類初のたばこによる被害者だったのではないだろうか。
人類初のたばこ受難者の誕生日をご存知の方は
「けむり屋沖縄」までご一報いただきたい。
記念日として盛大に祝おうと思う。
Posted by けむり屋店長 at 20:32
│雑談